【第1回/全4回】
コナン30年ヒストリー:年表で読む主要事件&メディア展開【1994–2024】
―連載開始から30周年の軌跡を年表&トリビアで徹底解説(1/4)
Contents
- 1 1.この記事でわかること
- 2 2.連載スタート〜初期ブーム(1994〜2000年)
- 3 3.2001年以降:新キャラ続々・クロスオーバー&国民的アニメへ
- 4 4.時代ごとの代表事件&世相トリビア
- 5 5.2005〜2015年:新たな黄金期と社会現象
- 6 6.この時期の代表的な事件&社会現象
- 7 7.年表形式で振り返る(2005~2015)
- 8 8.“第二の黄金期”総括と次回予告
- 9 9.2016年〜2024年:30周年へと続く激動の軌跡
- 10 10.2016〜2024年の主要トピック年表
- 11 11.近年の“伏線回収”とファンの声
- 12 12.“現象化”の時代を総括
- 13 13.30周年直前・総まとめ——シリーズの全貌を振り返る
- 14 14.公式年表:主要事件・メディア展開【完全ダイジェスト】
- 15 15.「コナンの未来」——30周年後の展望と予測
- 16 16.視聴・体験ガイド:30周年を味わい尽くそう!
- 17 17.まとめ
1.この記事でわかること
- 名探偵コナンの1994年連載開始から2024年現在までの歴史を「年表形式」で完全網羅
- アニメ・劇場版・ゲーム・コラボ・イベント・海外展開などメディアミックスの歩み
- 各年代ごとの象徴的な事件回や社会現象となったエピソードも厳選ピックアップ
- 長年のファンも新規も、“30年分のコナン”の全体像が俯瞰できる保存版!
本記事の活用法
- 新作映画・新章放送の直前、予習&復習に
- 「あの時の話は何年?」という疑問解消や、世代ギャップを埋める資料として
- ファン同士の話題作りやSNSシェアにも
2.連載スタート〜初期ブーム(1994〜2000年)
1994年:原作連載開始
- 週刊少年サンデー5号(1月号)で「名探偵コナン」連載スタート(原作・青山剛昌)
- 初事件「ジェットコースター殺人事件」(記念すべきFile1・TVアニメも第1話で映像化)
- 以降、工藤新一が“江戸川コナン”に変わる運命の展開が始まる
1996年:TVアニメ放送スタート
- 1996年1月、読売テレビ・日本テレビ系でTVアニメが毎週放送開始
- 声優:高山みなみ(コナン)・山崎和佳奈(蘭)・神谷明(小五郎)
- アニメ第1話も原作の冒頭「ジェットコースター殺人事件」から
1997年:劇場版第1作が公開
- 『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』公開(4月)
- 映画オリジナル要素&原作ファン層を拡大
- “爆破予告”と“爆弾解体”が社会的な話題に
1998〜2000年:人気爆発&定番化
- 劇場版第2作『14番目の標的(ターゲット)』(1998)
- 劇場版第3作『世紀末の魔術師』(1999):怪盗キッド初の劇場版登場!
- 劇場版第4作『瞳の中の暗殺者』(2000):推理+ヒューマンドラマで幅広い層に浸透
- アニメは「1時間スペシャル」「年末特番」など拡大路線
- 原作は「黒の組織編」がスタート、ジン・ウォッカの暗躍が本格化
3.2001年以降:新キャラ続々・クロスオーバー&国民的アニメへ
2001年:新世代キャラ&映画5作目
- 劇場版第5作『天国へのカウントダウン』(2001):灰原哀が映画初登場&高層ビル爆破事件
- 少年探偵団や阿笠博士の活躍も目立つ
- TVアニメは「原作回」と「アニメオリジナル」のバランスが絶妙に
2003年:黒の組織編が加速
- TVアニメ第176話「黒の組織との再会」など、長編ストーリー回で熱狂
- 劇場版第7作『迷宮の十字路』で平次&和葉の京都編が大ヒット
- 平次と和葉の関係性が“恋愛ミステリー”要素を強化
2005年:20周年記念企画
- 原作連載10周年・アニメ10周年、特別イベントやグッズ展開
- 劇場版第9作『水平線上の陰謀』、豪華客船事件がトレンド入り
- 新規ファンも増加し“コナン現象”が社会現象に
4.時代ごとの代表事件&世相トリビア

- 90年代:バブル経済崩壊直後の「ハイテク殺人」や「都市伝説」系事件が多い
- 2000年代前半:インターネット普及、携帯電話・メールを活用した事件描写
- 灰原哀・怪盗キッド・安室透・赤井秀一など、主要新キャラ登場年も年表で紹介予定
<次回予告/第2回>
2005年以降〜2015年、「国民的アニメ」への階段&メディアミックス全盛期を徹底解説!
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【第2回/全4回】
コナン30年ヒストリー:年表で読む主要事件&メディア展開【2005–2015】
――国民的アニメへと進化した10年&メディアミックス全盛期(2/4)
5.2005〜2015年:新たな黄金期と社会現象
2005年:10周年からの快進撃
- 原作・アニメともに連載/放送10周年で特番・記念グッズラッシュ
- 劇場版第9作『水平線上の陰謀(ストラテジー)』公開
— 豪華客船“アフロディーテ号”での密室トリックと人間ドラマが好評 - TVアニメは「1時間SP」や「2週連続SP」も定番に
2006〜2009年:キャラクターの深化&組織編本格化
- 劇場版第10作『探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』(2006)
— 記念すべき10作目。メインキャラが総登場し、謎解き満載で大ヒット - 劇場版第11作『紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』(2007)
— 少年探偵団メインの“宝探し”&水中トリック回 - 黒の組織編:赤井秀一&沖矢昴の登場(原作・アニメともに2007年)
- TVシリーズも“長期構成”へと変化、伏線・サスペンス要素がより強化
2010年:SNS時代の到来とコラボ拡大
- 劇場版第14作『天空の難破船(ロスト・シップ)』
— 怪盗キッドVSコナンのエアシップ密室対決が話題 - 原作1000万部突破、累計発行部数は年々ギネス級に伸長
- Twitter、mixiなどSNS上で「コナン実況」文化が誕生
- 「名探偵コナン検定」などファン参加型イベントが急増
2011年:震災を乗り越えた名作
- 劇場版第15作『沈黙の15分(クォーター)』公開
— 東日本大震災直後の公開ながら、被災地エールを込めたストーリー構成が話題 - TVシリーズも「被災地応援」エピソードや再放送など社会的配慮を実施
2013〜2015年:新世代ファンと共に
- 劇場版第17作『絶海の探偵(プライベート・アイ)』(2013)
— 海上自衛隊とのコラボ・護衛艦での事件 - 劇場版第18作『異次元の狙撃手(スナイパー)』(2014)
— 赤井秀一&FBIが本格活躍、「都市伝説」回との連動も - “赤井・安室ブーム”が加速し、グッズ・カフェ・コラボイベント急増
- 2014年、TVシリーズが「放送900回」を突破し国民的アニメの座を不動のものに
6.この時期の代表的な事件&社会現象
- 黒の組織vs.コナンの“長期戦”ストーリーの浸透
- 劇場版ごとの「主題歌」や「ゲスト声優」もSNS話題に
- “日テレ”と“週刊少年サンデー”の連動キャンペーン増加
- スマホアプリ・ソーシャルゲーム展開(『コナンランナー』など)
7.年表形式で振り返る(2005~2015)
| 年 | 主な出来事・トピック・作品 |
|---|---|
| 2005 | 10周年記念・劇場版『水平線上の陰謀』公開 |
| 2006 | 劇場版10作目・『探偵たちの鎮魂歌』、TVシリーズ拡大 |
| 2007 | 赤井秀一・沖矢昴登場(黒の組織編激化) |
| 2009 | 劇場版13作『漆黒の追跡者』で黒ずくめ勢力拡大 |
| 2010 | SNS実況文化・原作累計発行部数1000万部突破 |
| 2011 | 『沈黙の15分』公開・震災応援エピソード |
| 2013 | 『絶海の探偵』公開・自衛隊コラボ |
| 2014 | 『異次元の狙撃手』、赤井秀一人気加速 |
| 2015 | TVシリーズ900回突破・赤井安室グッズブーム |

8.“第二の黄金期”総括と次回予告
2005〜2015年は「メディアミックス全盛」かつ「SNS時代の幕開け」という、大きな転機となった10年。
国民的アニメ・映画として定着し、ファン層も多様化。新たな社会現象を生み続ける時代となりました。
次回【第3回】は、2016年〜2024年/連載30周年記念までの激動を年表で解説!
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【第3回/全4回】
コナン30年ヒストリー:年表で読む主要事件&メディア展開【2016–2024】
――“社会現象”から“レジェンド”へ――連載30周年と劇場版快進撃の時代
9.2016年〜2024年:30周年へと続く激動の軌跡
2016年:劇場版が動員新記録
- 劇場版第20作『純黒の悪夢(ナイトメア)』公開
— 赤井秀一と安室透の対決が実現、「コナン映画は春の風物詩」に - 全国公開館数・興行収入ともに記録更新(興収60億円超)
2017年〜2019年:社会現象の拡大
- 劇場版『から紅の恋歌(ラブレター)』(2017)
— 服部平次&和葉メイン、関西文化への注目 - 『ゼロの執行人』(2018)で安室透フィーバー
— 公安キャラ人気が爆発し、SNSトレンドやグッズも軒並み売り切れ - 劇場版『紺青の拳(フィスト)』(2019)
— 怪盗キッド×京極真、舞台はシンガポール - 映画動員数・興収ともに右肩上がり
- 「安室ブーム」「赤井・安室人気投票」などファン同士の対抗企画も話題
2020年:コロナ禍での変化
- 劇場版『緋色の弾丸』は公開延期(2021年春にリリース)
- オンラインイベント・配信特番が増加
- サブスク配信で新規ファン層を獲得(U-NEXT、Amazon Prime Videoなど)
2021年〜2023年:新時代のメディア展開
- 『緋色の弾丸』(2021)は公開初週で驚異の観客動員数
- 劇場版『ハロウィンの花嫁』(2022)
— 警察学校組の人気が急上昇、「降谷零」=“ゼロ”の認知度さらにUP - TVアニメも1000話突破、特番「エピソードONE」や「再編集版」新作放送
- 『黒鉄の魚影(サブマリン)』(2023)
— 灰原哀・黒の組織・本格サスペンス復活でシリーズ最高興収を達成
2024年:連載30周年、祝祭の年
- 原作連載・アニメ放送ともに30周年記念イヤー
- 公式サイトで「30年の歩み」特設コンテンツ公開
- 全国の美術館・カフェで大型コラボ企画・展示会
- 劇場版最新作『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が大ヒット
- グッズ・コラボカフェ・展覧会・街頭広告など“日本全国コナン祭り”
10.2016〜2024年の主要トピック年表
| 年 | 主な出来事・トピック・作品 |
|---|---|
| 2016 | 劇場版20作目・赤井VS安室“純黒の悪夢” |
| 2017 | 『から紅の恋歌』関西ラブストーリー |
| 2018 | 『ゼロの執行人』大ヒット、安室ブーム |
| 2019 | 『紺青の拳』海外ロケ/キッド&京極 |
| 2020 | コロナ禍で映画公開延期・配信増 |
| 2021 | 『緋色の弾丸』、特番・再編集エピソード放送 |
| 2022 | 『ハロウィンの花嫁』警察学校組ブーム |
| 2023 | 『黒鉄の魚影』、シリーズ最高興収 |
| 2024 | 連載30周年・各種記念イベント&最新作大ヒット |
11.近年の“伏線回収”とファンの声

- 黒の組織メンバーの正体や関係性、主要キャラの過去エピソードが次々と回収
- 劇場版×原作のリンクが強化され“公式クロスオーバー”も話題に
- SNSでは「コナン考察班」が常に活発。伏線の精密さに絶賛の声
12.“現象化”の時代を総括
- 2016年以降は「映画で日本を動かす」ほどの一大現象に
- 新旧ファンの交流、親子二世代・三世代の視聴が増加
- 世界配信(Netflix・Amazon Prime Videoなど)で海外ファンも急増
- コナンカフェ・コナン展覧会・コラボラーメン店など地域イベントも活発
次回・最終回(第4回)は…
「コナン30年の総まとめ&“次の時代”に向けた最新トピック・予想」を徹底解説!
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【第4回/全4回】
コナン30年ヒストリー:年表で読む主要事件&メディア展開【総まとめ&未来展望】
13.30周年直前・総まとめ——シリーズの全貌を振り返る
名探偵コナンは1994年の連載開始から30年。ミステリーとしての骨太なストーリーに、時代とともに進化するキャラ描写や多様なコラボ、そして劇場版の社会現象級ヒットが重なり、日本アニメの「新しい国民的作品」として確固たる地位を築きました。
この30年でシリーズが残したインパクトは、次の3点に集約されます。
① 社会現象としての「劇場版コナン」
- 2000年代後半以降は毎年春の恒例行事として定着。
- 2016年以降、興収は右肩上がりで“100億円時代”へ。
- 劇場版オリジナルキャラ(安室透や赤井秀一等)の爆発的ブームで、ライト層〜コアファンまで新規獲得。
② 伏線とキャラドラマの積み重ね
- 黒ずくめの組織編を中心に、数十巻単位での長期伏線回収を実現。
- 主人公&ヒロインはもちろん、サブキャラや犯人までも物語の重要ピースとして描写。
- 近年は“警察学校組”や“赤井ファミリー”といった新しい人間関係にも焦点。
③ メディアミックス&体験型展開の拡大
- TV・映画だけでなく、カフェ・リアル脱出ゲーム・原画展・コラボグッズなど“体験型”へ広がる。
- YouTubeや海外配信も拡大し、グローバルブランドへ進化。
- SNSと連動した“推し活”・コラボ施策が、ファン層をさらに拡張。
14.公式年表:主要事件・メディア展開【完全ダイジェスト】
| 年 | 主な出来事・トピック |
|---|---|
| 1994 | 連載開始/TVアニメスタート |
| 1997 | 劇場版第1作公開 |
| 2001 | 「黒の組織」伏線本格化 |
| 2006 | 劇場版10周年・原作50巻突破 |
| 2011 | 「警察学校組」回登場 |
| 2016 | 『純黒の悪夢』赤井&安室共演 |
| 2018 | 『ゼロの執行人』安室フィーバー |
| 2020 | コロナ禍/YouTube一挙配信 |
| 2022 | 『ハロウィンの花嫁』警察学校組ブーム |
| 2023 | 『黒鉄の魚影』100億円突破 |
| 2024 | 連載30周年・記念原画展・大型コラボ |
15.「コナンの未来」——30周年後の展望と予測
- 「黒の組織」決着と“新章”への期待
- 連載初期から続いた“最大の謎”が佳境。30周年の節目で新たな展開の予感も。
- 原作・アニメとも「シリーズ最終章」的な空気が高まる中、新キャラ投入やスピンオフ展開も有力。
- “体験型”・“デジタル型”へのシフト
- 原画展・リアル脱出ゲーム・カフェコラボなど、“リアル体験”と“デジタル参加”の両輪が拡大。
- 世界同時配信やバイリンガル施策など、グローバル戦略が加速。
- ファンと歩む“新たな30年”へ
- SNS世代の“推し活”文化を軸に、次世代ファン獲得を強化。
- 「コナンは終わらない」というファンの期待感とともに、新旧キャラ・伏線・物語が進化し続けるはずです。
16.視聴・体験ガイド:30周年を味わい尽くそう!
- U-NEXT:歴代映画&新作を一挙配信
劇場版全作・TVシリーズもHD/4Kで楽しめる。→ U-NEXTでコナンを観る - Amazon Prime Video:名作回やオリジナルも充実
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17.まとめ

コナン30年史は“時代の変化”と“普遍の面白さ”の融合。
次の30年、あなたはどのキャラ・どの事件に“推し”を見つけるでしょうか?
記念イヤーをきっかけに、改めて全話・全映画を見返してみてください。
【関連リンク】
【経歴】
大学で日本文学専攻
卒業後5年間、アニメ関連出版社で編集・校正を担当
2018年よりフリーランスとして独立、WebメディアでConan分析記事を執筆
【 専門分野 】
『名探偵コナン』シリーズ全エピソード分析
ロケ地聖地巡礼ガイド・ファン理論考察・伏線解説

