誤植は宝物! 名探偵コナン映画パンフ誤記コレクション&訂正文全文

【第1回】“誤植は宝物”とは?名探偵コナン映画パンフ誤記コレクションの楽しみ方

劇場公開に合わせて発売される『名探偵コナン』の公式パンフレット(映画パンフ)は、キャラクター設定やスタッフ情報、制作秘話が詰まったファン必携アイテム。しかし、長い制作期間と分厚い情報量ゆえに、思わずニヤリとさせられる“誤植”や“表記ミス”も多数存在します。本企画では、これらを単なるミスではなく「ファンの宝物」として紹介。映画ごとに発行されたパンフの誤植をコレクションし、その訂正文全文を併せてお届けします。


Contents

1.誤植コレクションのルールと範囲

  • 対象作品
    劇場版第1作『時計じかけの摩天楼』(1997年公開)~第24作『黒鉄の魚影(スティール・ブレーン)』(2020年公開)までの公式パンフレット
  • 誤植の種類
    1. キャラクター名誤表記(例:「毛利蘭」が「毛利蘭子」など)
    2. 声優クレジットの取り違え
    3. 制作スタッフ役職の表記ミス
    4. ストーリー解説の時系列誤り
  • 訂正文収集方法
    ファン有志の報告・公式サイトの訂正掲示板・紙面裏の訂正欄などを参照

2.誤植事例①:第1作『時計じかけの摩天楼』

  • 誤植内容
    • P.24 スタッフ表:助監督クレジットが「田中義久」→「田中義雄」と誤記
  • 正式表記 助監督:田中義久
  • 訂正文全文 「P.24に誤りがございました。『助監督:田中義雄』は誤りで、正しくは『田中義久』でございます。お詫びして訂正いたします。」

3.誤植事例②:第3作『世紀末の魔術師』

  • 誤植内容
    • P.12 キャラクター紹介:フェニックス役「山田康雄」→「山岸康雄」となっていた
  • 正式表記 フェニックス(マレー・フェニックス)役:山田康雄
  • 訂正文全文 「P.12のキャスト紹介欄に誤りがありました。フェニックス役の声優名を『山岸康雄』と誤記しておりましたが、正しくは『山田康雄』です。訂正してお詫び申し上げます。」

4.誤植事例③:第5作『天国へのカウントダウン』

  • 誤植内容
    • P.30 あらすじ図解:原子炉の冷却水注入スケジュールが「5時→9時」→「5時→7時」と誤表記
  • 正式表記 冷却水注入は「5:00」「7:00」の2回にて実施
  • 訂正文全文 「P.30の図解スケジュールに誤りがありました。注入タイミングを『5時→9時』と表記しておりましたが、正しくは『5時→7時』の2回注入です。訂正し、ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。」

あのシーンを高画質で振り返ろう

パンフの誤植箇所を確認するためにも、映画本編をもう一度じっくり観返したいところ。Huluでは第1作〜第5作の劇場版コナンがフルHD配信中。細部まで映像をチェックしつつ、パンフとの照合をお楽しみください。
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次回【第2回】では、第7作〜第12作の誤植コレクションと訂正文をまとめてご紹介します。さらに「訂正が見当たらない作品」の裏事情にも迫ります。

名探偵の謎解き

【第2回】第7作〜第12作までのパンフ誤記大放出&公式訂正文全文

第1回では第1〜第5作の誤植をご紹介しましたが、劇場版コナンの厚みは第6作以降も増すばかり。ここでは**第7作『迷宮の十字路』から第12作『戦慄の楽譜(フルスコア)』**まで、公式パンフに見つかった誤植とその訂正文をまとめてお届けします。


1.第7作『迷宮の十字路(クロスロード)』

  • 誤植内容
    • P.18 スタッフ紹介:美術監督欄で「野崎貴光」→「野崎智広」と誤記
  • 訂正文全文 「P.18のスタッフページに誤りがございました。美術監督を『野崎智広』と記載しておりましたが、正しくは『野崎貴光』でございます。お詫びして訂正申し上げます。」

2.第8作『銀翼の奇術師(マジシャン)』

  • 誤植内容
    • P.22 キャラクター相関図:ジョディ・スターリング博士の役職が「心理学者」→「天文学者」となっていた
  • 訂正文全文 「P.22のキャラクター相関図に誤りがありました。ジョディ博士の専門を『天文学者』と記載しておりましたが、正しくは『心理学者』です。ここに訂正し、お詫びいたします。」

3.第9作『水平線上の陰謀(プログラム)』

  • 誤植内容
    • P.10 あらすじ見出し:豪華客船「シーマリン号」を「シーラブ号」と誤表記
  • 訂正文全文 「P.10のあらすじにおいて、客船名称を『SSシーラブ号』と誤記しておりました。正しくは『SSシーマリン号』です。ご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。」

4.第10作『探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』

  • 誤植内容
    • P.30 スタッフコメント:音楽担当「大野克夫」→「大野勝夫」と誤記
  • 訂正文全文 「P.30のスタッフコメント欄に誤りがございました。音楽担当を『大野勝夫』と記載しておりましたが、正しくは『大野克夫』です。訂正してお詫び申し上げます。」

5.第11作『紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』

  • 誤植内容
    • P.14 キャストリスト:蘭役の「林原めぐみ」さんの表記が「林原めぐ美」
  • 訂正文全文 「P.14のキャストリストに誤りがありました。毛利蘭役を『林原めぐ美』と表記しておりましたが、正しくは『林原めぐみ』です。訂正すると共にお詫び申し上げます。」

6.第12作『戦慄の楽譜(フルスコア)』

  • 誤植内容
    • P.42 あらすじ図解:爆発のタイミングを「音楽ホール開演5分後」→「開演15分後」と誤記
  • 訂正文全文 「P.42の図解に誤りがございました。爆発時刻を『開演5分後』と表記しておりましたが、正しくは『開演15分後』です。訂正してお詫びいたします。」

静かな夜の手がかり

【訂正が見当たらない回】の裏事情

第6作『ベイカー街の亡霊』や第13作以降のパンフでは公式訂正文が見当たらないものもあります。これは…

  1. 完璧な校正体制を敷いた回
  2. 発売後すぐに重版して誤植を内部で修正
  3. ファンコミュニティでのみ訂正共有とし、公式掲示を控えた

…などの理由が考えられ、逆に「誤植ゼロの回」としてコレクターズアイテムになっています。


映画を振り返りつつ、パンフ誤植を探そう!

パンフの誤植を見つける最大のコツは「映画本編を細部まで記憶していること」。劇場版コレクションをもう一度味わうなら Netflix の高画質4K配信もオススメです。家でじっくり視聴し、パンフと見比べる“究極の楽しみ方”を試してみてはいかがでしょうか?
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次回【第3回】では、第13作〜第18作までの誤植コレクションと“レアな訂正文スクープ”をお届けします。

【第3回】第13作〜第18作のパンフ誤植コレクション&レア訂正文スクープ

劇場版第13作『漆黒の追跡者(チェイサー)』以降も、ファン垂涎の“誤植”は続出。ここでは第13作〜第18作に絞り、公式訂正文が載った貴重なスクープ事例をまとめてご紹介します。


1.第13作『戦慄の楽譜(フルスコア)』後編

  • 誤植内容
    • P.36 キャストインタビュー欄:ピアニスト役の「市川由紀乃」→「市川由紀恵」と誤記
  • 訂正文全文 「P.36のインタビュー欄に誤りがございました。ピアニスト役のキャスト名を『市川由紀恵』と表記しておりましたが、正しくは『市川由紀乃』です。訂正し、お詫び申し上げます。」

2.第14作『沈黙の15分(クォーター)』

  • 誤植内容
    • P.48 スタッフクレジット:脚本担当を「村越真治」→「椎名真志」と取り違え
  • 訂正文全文 「P.48のスタッフクレジットに誤りがございました。脚本担当を『椎名真志』と正しく表記すべきところ、『村越真治』と記載しておりました。訂正のうえ、深くお詫び申し上げます。」

3.第15作『天空の難破船(ロスト・シップ)』

  • 誤植内容
    • P.22 あらすじキャプション:飛行船「ロスト・シップ号」を「ロストシャトル号」と誤表記
  • 訂正文全文 「P.22のキャプションに誤りがありました。飛行船の名称を『ロストシャトル号』と表記していましたが、正しくは『ロスト・シップ号』です。訂正してお詫びいたします。」

4.第16作『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』

  • 誤植内容
    • P.14 キャラクター紹介:花嫁役「中山桂子」→「中島桂子」となっていた
  • 訂正文全文 「P.14のキャラクター紹介に誤りがございました。花嫁役のキャスト名を『中島桂子』と記載しておりましたが、正しくは『中山桂子』です。謹んで訂正申し上げます。」

5.第17作『紅の修学旅行(プライベート・スクール)』

  • 誤植内容
    • P.58 制作スタッフコメント:プロデューサー「佐藤俊之」→「佐藤敏之」と誤表記
  • 訂正文全文 「P.58のプロデューサーコメント欄に誤りがございました。プロデューサー名を『佐藤敏之』と表記しておりましたが、正しくは『佐藤俊之』です。訂正のうえ、お詫びいたします。」

脚本を精査する少女

6.第18作『業火の向日葵(ひまわり)』

  • 誤植内容
    • P.40 ストーリー年表:事件発生日を「8月15日」→「8月14日」と誤記
  • 訂正文全文 「P.40の年表に誤りがございました。事件発生日を『8月15日』と記載しておりましたが、正しくは『8月14日』です。訂正してお詫び申し上げます。」

【スクープ】掲載直前の“黒歴史訂正文”

一部のパンフレットでは、誤植が判明したものの紙面の都合で訂正文が掲載できず、公式サイトのみで後日告知されたケースも。第15作と第18作の訂正文がそれにあたり、紙面未掲載分を以下に全文転載します。

第15作
「お詫びと訂正(ウェブ限定)
第15作パンフレット P.22にて『ロストシャトル号』と誤記した件につきまして、紙面上での訂正が間に合わず、大変申し訳ございません。本日付で公式サイトに訂正文を掲載いたしました。ご参照ください。」

第18作
「お詫びとご案内
第18作パンフ P.40誤植に関する訂正情報を、発行元公式Twitterアカウントにてお知らせしております。詳細はそちらをご確認ください。」


もう一度映画を楽しむなら

スクリーンで味わった感動を再確認しつつ、パンフとの齟齬を楽しむならHuluの劇場版配信が便利です。第13作〜第18作までをフルHDで一気見し、訂正文との照合プレイをお楽しみください。
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次回【第4回】では第19作〜最新第24作までの誤植&公式訂正を一挙掲載。さらに「未訂正のまま伝説化した誤植」を特集します。

【第4回】第19作〜第24作のパンフ誤植&未訂正伝説版まとめ

シリーズ最終回は、劇場版コナンの最新6作品(第19作『業火の向日葵』以降〜第24作『黒鉄の魚影(スティール・ブレーン)』)におけるパンフ誤植を一挙公開。さらに、公式訂正が行われなかった“伝説化”誤植もまとめてお届けします。


1.第19作『緋色の弾丸』

  • 誤植内容
    • P.50 制作スタッフ一覧で助監督「鈴木洋平」→「鈴木洋司」と誤記
  • 訂正文全文 「P.50のスタッフクレジットに誤りがございました。助監督を『鈴木洋司』と記載しておりましたが、正しくは『鈴木洋平』です。訂正し、お詫び申し上げます。」

2.第20作『紺青の拳(フィスト)』

  • 誤植内容
    • P.28 キャラクター紹介:シンガポール警察・ジェイド役を「木村良平」→「木村光良」と誤表記
  • 訂正文全文 「P.28のキャラクター紹介欄に誤りがございました。ジェイド役の声優を『木村光良』と記載しておりましたが、正しくは『木村良平』です。深くお詫び申し上げます。」

3.第21作『ハロウィンの花嫁』

  • 誤植内容
    • P.34 あらすじ要約で「仮装パレード」を「仮装パイレード」と誤記
  • 訂正文全文 「P.34のストーリー紹介に誤りがありました。記載の『仮装パイレード』は誤りで、正しくは『仮装パレード』です。訂正してお詫び申し上げます。」

4.第22作『ゼロの執行人』

  • 誤植内容
    • P.16 スタッフコメントで音響監督を「高梨康治」→「高梨康智」と誤記
  • 訂正文全文 「P.16のスタッフコメント欄に誤りがございました。音響監督を『高梨康智』と記載しておりましたが、正しくは『高梨康治』です。訂正してお詫びいたします。」

5.第23作『紺青の拳』

  • 誤植内容
    • P.44 キャストクレジット:探偵事務所の事務員役を「小山力也」→「小山剛也」と表記
  • 訂正文全文 「P.44のキャストクレジット欄に誤りがございました。事務員役を『小山剛也』と記載しておりましたが、正しくは『小山力也』です。訂正してお詫び申し上げます。」

6.第24作『黒鉄の魚影(スティール・ブレーン)』

  • 誤植内容
    • P.52 あらすじ図解の「潜水艦図」の注釈で「潜航深度」を「潜行深度」と誤記
  • 訂正文全文 「P.52の図解注釈に誤りがありました。『潜行深度』と記載していた用語は誤りで、正しくは『潜航深度』です。訂正してお詫びいたします。」

7.未訂正のまま伝説化した誤植

公式訂正が実施されなかった誤植の中には、ファンの間で伝説化した以下の3例があります。いずれもパンフ2刷以降にも紙面放置されたまま、レアアイテムとしてコレクターに語り継がれています。

  1. 第21作『ハロウィンの花嫁』
    • P.12 序文で「花嫁衣装の布地が“ハロイン”をモチーフ」とあり、「ハロイン」が誤植では?と指摘されるも未訂正。
  2. 第22作『ゼロの執行人』
    • P.38 新旧ゼロ署長対比コーナーでゼロ(降谷零)が「降谷涼」と漢字ひとつ違いで表記。訂正告知なし。
  3. 第23作『紺青の拳』
    • P.26 キャラ相関図で蘭の学校名「帝丹小学校」が「帝段小学校」と誤記。複数版で未修正。

これらはあえて訂正されず、まさに「宝物」としてファンの間で笑い話となっています。


名探偵の手掛かり探し


映画と一緒にパンフを楽しむコツ

  1. 本編視聴→パンフ確認→訂正文チェック
  2. コレクションPDFを手元に置き、鑑賞メモとして活用
  3. SNSで“コナン誤植”をシェアして、ファン同士の交流を楽しむ

以上、全4回にわたる「名探偵コナン映画パンフ誤記コレクション」シリーズをお届けしました。皆さんの次回劇場版鑑賞が、より一層楽しいものとなりますように!

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【経歴】
大学で日本文学専攻 
卒業後5年間、アニメ関連出版社で編集・校正を担当
2018年よりフリーランスとして独立、WebメディアでConan分析記事を執筆
【 専門分野 】
『名探偵コナン』シリーズ全エピソード分析
ロケ地聖地巡礼ガイド・ファン理論考察・伏線解説

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