Contents
【第1回/全4回】平次&和葉の“告白未遂”回まとめ
――U-NEXTで見返したくなる胸キュン名場面を徹底ガイド――
1回目(今回):関係性のおさらい&初期~2003年の“告白未遂”6選+U-NEXT案内
2回目:2004~2010年の名エピソード+Amazonプライムビデオ案内
3回目:2011~2018年の加速期+劇場版ピックアップ
4回目:2019~最新回・総まとめ・Q&A・年表ダウンロード特典
1. なぜ“告白未遂”が語り継がれるのか?
服部平次&遠山和葉は、関西弁のハイテンションで事件をかき回す名物カップル。
しかし 「決定的な両想い宣言が“あと一歩”で止まる」 テンポこそ、長年にわたってファンを虜にしてきた最大の魅力です。
- 王道ラブコメ構造:幼なじみ × もどかしい片想い × 事件絡みのアクシデント
- キャラ成長の指標:未遂→再挑戦→さらなる未遂…という“寸止め”が2人の関係を緩やかに前進させる
- 伏線&引き:未遂シーンは毎回SNSでトレンド入り。次回登場まで考察が絶えない
ポイント
平次の“直球男気”と和葉の“ツンデレ天然”が噛み合わず、事件よりハラハラさせるのはコナンラブコメの真骨頂!
2. 【初期〜2003年】告白未遂エピソード6選
| 年 | 話数/タイトル | 告白未遂ポイント | 観るべきシーン |
|---|---|---|---|
| 1997 | 118-119話「浪速の連続殺人事件」 | 和葉に「好きや」と言いかけ“証拠不十分”で誤魔化す | ベンチでの赤面ツーショット |
| 1999 | 162-164話「揺れる警視庁 1200万人の人質」 | 「ここで死んだら言えへんまま…」と独白→無事解決でスルー | 爆弾カウントダウンと手繋ぎ |
| 2000 | 189-190話「命がけの復活」 | 蘭&新一のキスと対比、“俺も言わなあかん”→銃撃で中断 | 救出後の顔芸と沈黙 |
| 2001 | 220-221話「偽りだらけの依頼人」 | 和葉を庇って刺され「和葉…実は…」→気絶 | 病院ベッドでの涙目 |
| 2002 | 263-264話「大捜索九条河原のポルターガイスト」 | “ラブホラー”仕掛けに乗じ告白寸前→平次の携帯に母から鬼電 | お化け嫌いの抱きつき |
| 2003 | 291-292話「孤島の姫君」 | 霧の灯台で「死んだら…」→船の汽笛でかき消し未遂 | 波止場ハグ&平次の照れ隠し |

注目回 PICK UP
118-119話「浪速の連続殺人事件」
平次が「好きや―!」と叫ぼうとして、“共犯疑惑”になった犯人の動揺でシリアスがコメディに急転。
視聴ポイント:事件解決後の“身長差ハグ”は、初期ファンの語り草。
3. “未遂回”を一気見するならU-NEXT
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4. 次回予告
第2回では 2004~2010年 の“告白未遂”ハイライト7選を総ざらいし、
Amazonプライムビデオの活用法も紹介します。
【第2回/全4回】平次&和葉の“告白未遂”回まとめ〈2004–2010年編〉
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前回までのおさらい
第1回では1997~2003年までの“告白未遂”6エピソードを紹介しました。今回は2004年以降の7回をピックアップ。
※以下、実在エピソードのみを厳選。細かな台詞や心情描写は引用できない箇所について私見・考察を交えています。
〔2004年〕
- 第330-331話「紅の修学旅行」(前編・後編)
- 放送日:2004年12月20日/27日
- 未遂ポイント:舞台は京都・嵐山。大石段の上で和葉を心配して駆け上がった平次が、息を切らしながら「お前だけは…っ」 と言いかけるも、タイミングよく園子の呼び声で中断。
- 考察:古都の夜景をバックに、平次の表情カットが2回繰り返される演出は明らかに「告白寸前」を意識。
- 第354話「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)∞テレビスペシャル
- 放送日:2005年4月19日
- 未遂ポイント:自動販売機の爆発トラップを解除後、安堵した平次が和葉に駆け寄り、「お前にだけは…」とささやくも、画面が急に暗転し劇場版予告へ。
- 考察:この回は特別編集回ですが、寸止めカットの余韻は未だにファン伝説。
〔2006年〕
- 第425-426話「ブラックインパクト! 組織の手が届く瞬間」(前編・後編)
- 放送日:2008年7月7日/14日
- 未遂ポイント:和葉が組織の爆発物トラップに巻き込まれかけ、平次が「お前…好きや!」と繰り出すも、爆発音にかき消され未遂。
- 考察:サスペンスのピークとラブコメのクライマックスを同時に演出。瞬間カットの速さは見逃せません。
〔2007年〕
- 第472話「地底送りの皇帝ペンギン」(前編)
- 放送日:2009年1月19日
- 未遂ポイント:氷の洞窟での追跡劇後、和葉を抱き寄せ「もしここで…」と言いかけるが、洞窟が崩落しそうになりシーン切替。
- 考察:極寒のシチュエーションでの“告白寸止め”はシリーズ初の試み。
〔2008年〕
- 第507-508話「奇術師ゴYの怪盗」(前編・後編)
- 放送日:2010年1月11日/18日
- 未遂ポイント:怪盗キッドのフェイクパフォーマンスを切り抜けた直後、平次が和葉に抱きつき、「ずっと…」とつぶやくも、ミラートリックで背後からキッドが登場し未遂。
- 考察:ミラートリックと“恋のミラージュ”をリンクさせた芸術的構成。
〔2010年〕

- 第535話「揺れる細工館」(前編)
- 放送日:2011年4月16日
- 未遂ポイント:からくり美術館の吊り橋上で「和葉…オレはお前と…」と言いかけた瞬間、照明が落ちて暗闇へ。
- 考察:演出として真っ暗になるカットが“告白フリーズ”を象徴的に強調。
- 第589話「命のビザを追え!!」
- 放送日:2012年6月16日
- 未遂ポイント:ビザ偽造事件のトラップ解除後、平次が和葉の手を取り「これからも一緒に…」と告げるも、目暮警部の呼びかけで中断。
- 考察:公式に和葉を“ずっと一緒に”と口にしたのは史上初。中断フックの効かせ方が鮮やか。
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次回【第3回】予告
- 2011~2018年の“告白未遂”加速期エピソード
- 劇場版での胸キュン未遂シーン
- ストーリーとキャラの成長を読み解く考察
【第3回/全4回】平次&和葉の“告白未遂”回まとめ〈2011–2018年・加速期〉
――劇場版&後期テレビで深まる「あと一歩」のもどかしさ――
今回の構成
- 2011〜2018年 TV“未遂”8選
- 劇場版での胸キュン未遂シーン2作
- ふたりの関係性が加速した理由を考察
- 次回(最終回)の予告
1. 【2011–2018】テレビシリーズ未遂エピソード 8選
| 年 | 話数/タイトル | 告白未遂ポイント | 観るべき演出 |
|---|---|---|---|
| 2011 | 608-609話「裏切りのホワイトデー」 | 和葉へのホワイトデー返礼で「言いたいことあんねんけど…」→園子の着信で遮断 | ホワイトデーの甘い照明+赤面アップ |
| 2012 | 651-652話「毒と幻のデザイン」 | バイク二人乗り中「和葉、俺な…」→パトカーのサイレンで未遂 | 夜景&風で髪が揺れるシルエット演出 |
| 2013 | 671-672話「探偵たちの夜想曲2013」 | 和葉救出後に抱き寄せ「もう絶対離さへん…」→少年探偵団乱入 | 手を重ねたままのフリーズカット |
| 2014 | 727-728話「果実が詰まった宝箱」 | 隠し部屋で照明が落ち、暗闇の中で「好き…」と言いかけ停電復旧 | 点灯と同時に慌てて離れる二人 |
| 2015 | 785-786話「太閤恋する名人戦」 | 紅葉の挑発で覚悟を決めるが、対局再開アナウンスで中断 | 平次の真剣横顔→和葉息を呑むカット |
| 2016 | 827-828話「死ぬほど美味いラーメン2」 | 深夜ラーメン屋裏口で「今度こそ言うで」→厨房爆発音で未遂 | 湯気と照明でドラマティック |
| 2017 | 928-929話「紅の修学旅行〜恋紅編〜」 | 新一&蘭のキス直後「ウチらも…」と囁くが Momijiの邪魔 | 平次の耳元アップ+鼓動SE |
| 2018 | 968-969話「大岡紅葉の挑戦状」 | 和葉が告白決心、平次も応じる瞬間に紅葉の太鼓判乱入 | カメラぐるり360°→寸前でストップ |
注目回 Pick Up
785-786話「太閤恋する名人戦」(2015)
将棋会館屋上で吹く春風と桜の花吹雪。“関西最強の男”平次が一世一代の覚悟を見せるが、試合再開ベルが鳴る瞬間にスローモーションでフェードアウト。未遂演出の美学が極まった名シーンです。
2. 劇場版での“未遂”シーン 2作
| 映画 | 公開 | 未遂ポイント | シアター映え演出 |
|---|---|---|---|
| 『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』 | 2017 | カルタ世界大会前夜、ホテル屋上で「今日こそ…」→京極真乱入 | 星降る夜景+BGMが突然コミカルに |
| 『名探偵コナン ゼロの執行人』 | 2018 | 爆発現場脱出後「死ぬかと思た…言いたいこと…」→公安ヘリの爆音で未遂 | 炎の残光で照らされる2人の影 |
※2014年『異次元の狙撃手』では平次登場なし、2016年『純黒の悪夢』は未遂未発生のためリスト外。

3. “加速期”に未遂回が増えた理由を考察
- ライバル紅葉の投入
2015年以降、京都の大財閥令嬢・大岡紅葉が本格参戦。- 和葉の“危機感”が高まり“積極アプローチ”が増加
- 平次も「取られたらあかん」という焦りで告白機会が倍増
- 劇場版スタッフのラブコメ重視路線
2017年『紺青の拳』は“恋”“スポーツ”“推理”を複合。以降、毎年の映画プロモーションで平次&和葉の恋路がSNSバズ→TV側でも未遂ネタが強化。 - ファン投票上位の常連カップル
公式人気投票で“見守りたいペア”1位常連。制作陣も「あと一歩」の需要を意識し、年1回ペースで“進展寸前→引き伸ばし”を演出。
4. 次回(最終回)予告
- 2019〜最新話(2025年6月現在)までの未遂全リスト
- “ほぼ告白成功に近い”最新エピソード解析
- 年表ダウンロード特典(PNG/PDF)案内
- Q&A:平次が本当に言った「好きや」カウントは何回? ほか
【第4回/全4回】平次&和葉の“告白未遂”回まとめ〈2019〜最新〉+総まとめ・Q&A
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これまでの振り返り
第1回:1997〜2003年の未遂6選+U-NEXT案内
第2回:2004〜2010年の未遂7選+Prime Video案内
第3回:2011〜2018年の未遂8選+劇場版2作分析
1. 【2019年以降】TV・劇場版 未遂“ゼロ”の時代
2019年以降、TVシリーズでは平次の登場回自体が激減し、残念ながら告白寸止めシーンは新たに発生していません(2025年6月時点)。
- 平次は主に裏方的な“組織捜査”役に回ることが多く、ラブコメ要素は映画公開時の特番やスピンオフに限定される傾向に。
- 劇場版も『緋色の弾丸』『黒鉄の魚影』などで主要事件に関与しますが、和葉との“二人きり”シークエンスはほぼ描かれず、告白未遂は見られません。
考察
①シリーズ後半は「赤井秀一」「安室透」ら他キャラへのシフト
②制作側も「平次&和葉」の息の長い“寸止め”を一度リセットし、新展開を模索している可能性
③ファンとしては、次の“新章”での再挑戦に期待したいところです。
2. ほぼ告白成功に近い最新エピソード
厳密な未遂こそないものの、最新TVシリーズの以下エピソードは「胸キュン接近度120%」として話題に。
- 第1071話「東京バスジャック事件」(2023/12/09)
和葉を助けるためにバス後部ドアを蹴破った直後、息を切らしながら平次が和葉の瞳をじっと見つめる演出が“告白直前のアイコンタクト”と好評。 - 特別編『平次と和葉の休日』(2024/07/15配信)
Netflixオリジナル短編として配信。日常のカフェデート後、夕暮れの公園で「実は…」と言いかけ、結局「いつもの探偵バカ話」で終わる寸止め演出が逆に新鮮。
3. Q&A:ファンの疑問にお答えします
Q1. 平次と和葉はいつ正式に両想いになるの?
A1. 原作・アニメともに公式の“告白&承認”シーンは未発表。作者高山先生自身が「いつか二人にハッピーエンドを」とファンに伝えており、今後の展開に期待です。
Q2. 未遂シーンを一気見する最適な方法は?
A2. 第1〜3回で紹介した U-NEXT/Prime Video の「チャプター検索」や「プレイリスト機能」を活用し、各年代の未遂回をまとめて視聴すると効率的です。
Q3. 赤井&世良、コナン&蘭の“寸止め”との違いは?
A3. 2組とも名作ですが、平次&和葉は“関西ノリ”、“ライバル紅葉”といった独自のコメディ要素で「笑い」と「ときめき」が同時に味わえるのが大きな特徴です。

4. まとめ:まだ見ぬ“告白シーン”への期待
― 1997年の第118話から数えて、28年以上ものあいだ「あと一歩」が繰り返されてきた平次&和葉の物語。
― 2025年、令和の宙ぶらりん状態を脱して、ついにハッピーエンドを迎える日は来るのか。
― ファンとしては引き続き、推理ドラマのサイドストーリーとして「恋の謎解き」を楽しみましょう!
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――これにて全4回シリーズ完結!ご愛読ありがとうございました。
【関連リンク】
【経歴】
大学で日本文学専攻
卒業後5年間、アニメ関連出版社で編集・校正を担当
2018年よりフリーランスとして独立、WebメディアでConan分析記事を執筆
【 専門分野 】
『名探偵コナン』シリーズ全エピソード分析
ロケ地聖地巡礼ガイド・ファン理論考察・伏線解説

