Contents
- 1 最も極悪な犯人は誰だ!?戦慄の凶悪犯ランキングTOP10
- 1.1 はじめに|コナン史上“本当にヤバい”犯人とは
- 1.2 ランキングの基準
- 1.3 第10位:「仮面ヤイバー殺人事件」(アニメ第219話)犯人
- 1.4 第9位:「ピアノソナタ『月光』殺人事件」(アニメ第11話/原作7巻)
- 1.5 第8位:「山荘包帯男殺人事件」(アニメ第34-35話/原作12巻)
- 1.6 第7位:「そして人魚はいなくなった」(アニメ第174-175話/原作28巻)
- 1.7 配信サービスで“凶悪犯”回を一気見!
- 1.8 TOP6:映画「水平線上の陰謀」犯人(劇場版第9作)
- 1.9 TOP5:「集められた名探偵!工藤新一VS怪盗キッド」(アニメ219話/原作30巻)
- 1.10 TOP4:「黒の組織」(シリーズ通年・複数犯)
- 1.11 本当に“極悪”な犯人の怖さとは?
- 1.12 配信サービスで「凶悪犯」回をもう一度!
- 1.13 悪質な動機や計画性が“怖さ”を増幅させる理由
- 1.14 TOP3:映画「天国へのカウントダウン」犯人(劇場版第5作)
- 1.15 TOP2:アニメ「バーボン(安室透)初登場・連続殺人事件」シリーズ(TV第667~668話など)
- 1.16 TOP1:映画「純黒の悪夢」黒の組織&キュラソー(劇場版第20作)
- 1.17 その他“トラウマ級”の凶悪犯・事件たち
- 1.18 “悪質回あるある”考察
- 1.19 凶悪犯回の“配信一気見”をおすすめする理由
- 2 戦慄の凶悪犯ランキングTOP10【最終回】
最も極悪な犯人は誰だ!?戦慄の凶悪犯ランキングTOP10
(第1回/全4回)
はじめに|コナン史上“本当にヤバい”犯人とは
名探偵コナンといえば、毎回緻密なトリックと名推理で事件を解決する爽快感が魅力ですが、もう一つファンの間で語り草となっているのが「犯人の凶悪度」。
シリーズは29年を超え、**「コナンで一番ヤバい犯人は誰?」**という話題はSNSでも常に盛り上がる鉄板テーマです。
- 何人も犠牲者を出した連続殺人鬼
- 犯行動機が常軌を逸したサイコパス型
- 無差別テロや爆破事件の首謀者
- 悪質な隠蔽や後味の悪さが残る事件
今回は“殺害人数”や“動機の異常性”“計画性”“視聴者への衝撃度”を基準に、TV・映画・原作すべてから実在の凶悪犯トップ10を厳選。
その恐ろしさの理由や、なぜ今も語り継がれるのかも徹底解説します。
ランキングの基準
「凶悪犯」と一口に言ってもコナンの世界には多種多様な犯罪者が登場します。本ランキングは以下のポイントを重視して選出しました。
- 殺害人数
単独で複数人を手にかけた犯人や、連続殺人犯 - 犯行動機の異常性やサイコパス度
単なる復讐や金銭目的を超え、視聴者も戦慄する狂気・非情な動機 - 犯行手段・計画性の悪質さ
爆破、無差別殺人、毒殺、大規模テロなど周囲を巻き込む手口 - シリーズ内外での“トラウマ度”や社会現象化した事件
- 最終的な救いのなさ・後味の悪さ
この10人は、ファン投票やネットの“犯人議論”でも度々名前が挙がるメンバーです。
第10位:「仮面ヤイバー殺人事件」(アニメ第219話)犯人
この事件は、子供向けショーの裏で発生した「二重人格トリック」が話題の回。
- 殺害人数:2名
- 動機:長年の恨みとサイコパス的暴走
- 凶悪ポイント:子どもたちの目前で殺人を実行、精神崩壊の描写
演出やトリックも独特で、事件終盤の“狂気”に満ちた犯人の表情が当時の子どもたちにトラウマを与えたことで有名です。
第9位:「ピアノソナタ『月光』殺人事件」(アニメ第11話/原作7巻)
シリーズ屈指の“後味の悪さ”と“圧倒的な絶望感”で語り継がれる回。
- 殺害人数:3名
- 動機:芸術的復讐+精神的追い詰め
- 凶悪ポイント:自殺で終わる結末/事件の陰惨さ・犯人の苦悩と美学
この犯人は「復讐」という枠を越えて、人間の業や悲しみ、自己崩壊の様子まで描かれているのが特徴。事件の音楽的美しさとは裏腹に、誰も救われない結末が「伝説のトラウマ回」として人気を集めています。
第8位:「山荘包帯男殺人事件」(アニメ第34-35話/原作12巻)
通称“包帯男事件”。
- 殺害人数:4名(直接3名、1名は結果的に)
- 動機:理不尽な復讐+異常な計画性
- 凶悪ポイント:殺害シーンの猟奇性/密室×連続殺人×心理ゲーム
密室トリックや連続殺人、最後の“見せしめ”演出まで、視聴者の恐怖心を煽る仕掛けが満載。
包帯男のビジュアルと犯行動機の闇の深さは、コナン史上最も“ホラーテイスト”な事件とも言えます。
第7位:「そして人魚はいなくなった」(アニメ第174-175話/原作28巻)
人魚伝説を背景にした連続殺人事件。
- 殺害人数:3名
- 動機:不老不死伝説を巡る異常な執念/伝承に取り憑かれた精神異常
- 凶悪ポイント:残忍な殺害方法/狂信的な執念と錯乱
「永遠の命」という非現実的な信仰が、狂気的な事件に発展する展開。シリーズの中でも“迷宮入り級の異質な事件”として熱い議論を呼びました。

配信サービスで“凶悪犯”回を一気見!
このような戦慄の凶悪犯エピソードは、「もう一度観て考察したい」「実際どこがヤバかったのか振り返りたい」と感じるファンも多いはず。
特にU-NEXTでは、TVアニメも劇場版も網羅しており、
- 伝説のトラウマ回
- 人気ランキング上位の“ダーク事件”
- 「一気見特集」で凶悪犯編成
なども気軽に楽しめます。
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(第2回は“TOP6〜4”+考察へ。さらに凶悪度を増す事件が登場!)
TOP6:映画「水平線上の陰謀」犯人(劇場版第9作)
劇場版史上でも屈指の凶悪犯と名高い「水平線上の陰謀」の犯人たち。
- 殺害人数:複数(直接・間接含む)
- 動機:過去の復讐・怨恨と、保身のための冷酷な連続殺人
- 凶悪ポイント:共犯による連携犯行/無関係な人間をも巻き込む残虐性/計画的で冷徹な手口
この事件では、犯人の冷静さと躊躇ない殺意、隠蔽のために次々と殺人を重ねる手口が「映画史上最も後味が悪い」と言われる理由です。観客の心理的ショックも大きく、**犯人側の異常な“割り切り”**が凶悪度をさらに高めています。
TOP5:「集められた名探偵!工藤新一VS怪盗キッド」(アニメ219話/原作30巻)
この事件の犯人は、
- 殺害人数:3名
- 動機:強烈な自己中心性と支配欲
- 凶悪ポイント:名探偵を標的にした“ゲーム感覚”の殺人/無意味な動機で複数殺害
自分の完全犯罪を誇示したいだけのために名探偵を集め、ゲーム感覚で命を奪っていく。
殺人に罪悪感を持たない冷酷さ、異常なプライドの高さが「コナン史上最も身勝手な犯人」として語り継がれます。推理対決の中、被害者が次々と増えていくサイコパス的な怖さも特徴です。
TOP4:「黒の組織」(シリーズ通年・複数犯)
“黒の組織”そのものを単一の犯人ではなく「集団」としてランクイン。
- 殺害人数:多数(シリーズ通して数十人以上)
- 動機:権力欲・金銭・薬の研究など非人道的目的
- 凶悪ポイント:薬物による殺人、人体実験、爆破・誘拐・暗殺など犯罪の総合商社
ボスの「あの方」以下、ジン、ベルモット、ウォッカ…と悪名高きメンバーが次々と登場し、
- 主人公コナンや主要キャラをも執拗に追い詰める
- 利用価値のない人間は平然と抹消
- 無差別に市民を巻き込む爆弾テロ
など、単なる個人の“悪”を超えた社会的凶悪性が最大の特徴。
「正体不明の黒幕」「終わりなき脅威」として、今なおシリーズを支配する“最恐の悪”です。

本当に“極悪”な犯人の怖さとは?
ここまでのランキングから見えてくるのは、
- 犯人の“異常な冷静さ”や“罪悪感のなさ”
- 動機の理不尽さ・身勝手さ
- 一度の事件でなく「連続性」「広範囲性」
が視聴者に「怖すぎる」「絶対に許せない」と感じさせるポイントだということです。
コナンの世界では、犯罪の裏に隠された哀しみや事情が描かれることも多いですが、
本ランキングで紹介している犯人たちは、その枠を超えて“本能的な恐怖”を与えるタイプが目立ちます。
配信サービスで「凶悪犯」回をもう一度!
今回挙げたエピソードは、配信サービスでも高頻度で「ダーク特集」や「トラウマ回」としてピックアップされます。
- 「あの犯人が出てくる回だけ一気に観たい」
- 「劇場版の凶悪事件をもう一度振り返りたい」
といったニーズにはU-NEXTやAmazonプライムビデオが最適です。
それぞれ事件タイトルや登場人物から検索しやすく、好きなだけ「ヤバい回」だけを楽しむこともできます。
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悪質な動機や計画性が“怖さ”を増幅させる理由
ここまで紹介した犯人たちの共通点として、「理屈や同情を超えた悪意」が挙げられます。
- 自分の目的のためには手段を選ばず、無関係な人間も犠牲にする
- 理解不能な狂気や、自分本位な動機
- 犯行後の冷静さ・全く反省しない姿勢
こうした“サイコパス的傾向”が、通常の復讐や怨恨事件以上に読者・視聴者に強いインパクトを残すのです。
TOP3:映画「天国へのカウントダウン」犯人(劇場版第5作)
劇場版でも伝説的な凶悪犯として語られるのが「天国へのカウントダウン」の犯人です。
- 殺害人数:複数(直接・間接含む)
- 動機:利己的な金銭目的と口封じ
- 凶悪ポイント:大規模爆破テロ/一般市民多数を危険にさらす冷酷さ
この事件の犯人は、最初から“証拠隠滅”のために連続殺人を犯し、
最後は超高層タワーごと爆破して全員抹殺しようとする未曾有の計画を実行。
その規模と冷徹さ、まったく救いのない動機が「歴代劇場版で最悪クラス」とされ、
視聴者への“現実感のある恐怖”も強烈です。
TOP2:アニメ「バーボン(安室透)初登場・連続殺人事件」シリーズ(TV第667~668話など)
黒の組織関係の“極悪回”といえば、バーボン(安室透)が初登場する一連の連続殺人事件。
- 殺害人数:複数
- 動機:黒の組織による非人道的な目的
- 凶悪ポイント:情報操作、脅迫、爆破予告、心理戦、連続殺人の冷酷さ
組織の一員バーボン(安室透)が登場し、コナンや周囲を容赦なく追い詰める。
犯人(組織)は、仲間すら簡単に切り捨てる冷酷さ、一般人を巻き込む徹底した悪質さが印象的。
人間の命を“ただの駒”として扱う態度に戦慄したファンも多く、
今なお「最恐の敵」として語り継がれています。
TOP1:映画「純黒の悪夢」黒の組織&キュラソー(劇場版第20作)
コナン史上最凶、ファンの間でも議論の的となるのが「純黒の悪夢」の黒の組織および“キュラソー”。
- 殺害人数:不明(世界規模のスパイ暗殺含む)
- 動機:組織の利益と機密保持のためなら何でも犠牲にする
- 凶悪ポイント:国際テロ/大量虐殺/非人道的な実験や拷問も描写
「純黒の悪夢」は劇場版の中でも特に“殺人・破壊のスケール”が桁違い。
- 警察庁へのサイバー攻撃
- 大規模な爆破、列車の脱線事故
- スパイの暗殺を国際規模で連続実行
組織としての“悪の権化”ぶりを象徴する映画で、
「命を何とも思っていない狂気」「組織の論理が倫理を上回る」極悪さが圧倒的です。
ラストまで救いのない緊張感が続き、「コナンで一番怖い劇場版」として記憶されることが多いです。
その他“トラウマ級”の凶悪犯・事件たち
ランキングTOP10には入らなかったものの、ファンの間で「これはヤバかった…」と語り継がれる事件もご紹介します。
- 「山荘包帯男殺人事件」(前回も紹介)
視覚的な猟奇性・サイコパス感がトップクラス。 - 「赤い女の惨劇」シリーズ
子供時代のトラウマ、家族間の怨恨、復讐劇が複雑に絡み合う後味の悪い事件。 - 「図書館殺人事件」
動機があまりに理不尽で、被害者の救いのなさが際立つエピソード。 - 「霧天狗伝説殺人事件」
伝説・迷信にとらわれた狂気的犯人。精神崩壊寸前の心理描写が話題。

“悪質回あるある”考察
戦慄の凶悪犯が登場する回には、いくつか共通する“あるある”があります。
- 1話の中で複数人が殺される(連続殺人)
- 動機が「私怨」や「過去の因縁」を超えて“理不尽”または“自己満足”
- 犯行方法が過激で猟奇性が強い
- 被害者だけでなく、周囲の人間や街全体を巻き込むスケール
- 犯人が捕まっても全く反省しない/救いのない結末
こうした“ダーク回”は、放送当時から「子供にはショックが大きすぎた」「大人になってから再視聴して鳥肌」と、
長年ファンの語り草になっています。
凶悪犯回の“配信一気見”をおすすめする理由
このランキングで紹介したエピソードや劇場版は、
配信サービス(U-NEXTやAmazonプライムビデオ)でまとめて視聴することで、事件ごとの“怖さの質”や時代ごとの演出の変化も楽しめます。
- 「本当に怖い回だけピックアップ」
- 「劇場版の極悪犯だけ一気に」
- 「自分なりの“凶悪ランキング”を作る」など、
VODならではの楽しみ方が広がります。
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戦慄の凶悪犯ランキングTOP10【最終回】
コナン史上“最も悪質な犯人”を総まとめ
■ なぜ人は“極悪犯”に惹かれるのか? その理由を考察
推理ものやサスペンス作品において、“悪のカリスマ”や“極悪犯”は物語の大きな牽引力です。
名探偵コナンの場合も、犯人の異常性や凶悪度が高いほど「記憶に残る神回」として、
長くファンに語り継がれてきました。その理由を改めて整理してみましょう。
- 恐怖と驚愕の快感
日常では絶対に味わえない「本物の悪」を安全な場所から体験できる - 善悪の境界を問う知的刺激
「なぜここまでの犯行に至ったのか?」という動機考察がファン同士で盛り上がる - 正義のカタルシス
極悪犯ほど、コナンや仲間たちの知恵・勇気・正義の活躍が際立つ - 社会的テーマの投げかけ
復讐、孤独、社会への憎しみなど、現実社会への問題提起にもなっている
つまり“極悪犯回”は、単なる怖い話ではなく「人間の光と闇」「社会のリアル」を深く味わえる特別な体験と言えます。
■ 初心者・復習派のための「凶悪回ガイド」
「気になるけど怖すぎて観てない」「子供の頃にトラウマで避けてた…」
そんな方に向けて、初見でも分かりやすく、なおかつ「凶悪犯の魅力」が存分に味わえるエピソードを厳選ピックアップします。
● おすすめ“極悪回”BEST5(初心者向けセレクション)
- ピアノソナタ『月光』殺人事件(アニメ第11話/原作7巻)
音楽と悲劇のコントラスト、ラストの衝撃はシリーズ随一。 - 山荘包帯男殺人事件(アニメ34-35話/原作12巻)
“包帯男”の狂気ビジュアル&連続殺人の恐怖を体験。 - 水平線上の陰謀(劇場版第9作)
映画ならではのスケールと「救いのなさ」が際立つ問題作。 - 天国へのカウントダウン(劇場版第5作)
大規模爆破テロ&証拠隠滅の冷酷さが胸に刺さる。 - 純黒の悪夢(劇場版第20作)
黒の組織による“スパイ暗殺”と国際規模の破壊活動に圧倒される。
● “配信一気見”のススメ
凶悪事件ばかりを集中的に観ることで、
- コナンの「事件バリエーションの広さ」
- 作画や演出の進化
- 犯人ごとの“怖さの質”の違い
を再発見できます。
U-NEXTならシリーズ初期から最新映画まで網羅、
「凶悪事件まとめ」「神回特集」で視聴動線も分かりやすいです。
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Amazonプライムビデオでは、TVシリーズも劇場版も充実しており、
「特定の事件タイトル」や「登場キャラ名」から検索しやすい点も便利。
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■ サイト内おすすめ記事&内部リンク
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■ まとめ|コナン史上“最凶”の犯人たちと、その魅力
推理ミステリーの醍醐味は、善悪が交錯する「人間ドラマ」。
凶悪犯が際立つほど、名探偵や仲間たちの“勇気”や“機転”も光ります。
ダークで恐ろしいけれど、だからこそ物語が何倍も面白く、記憶に残るのです。
ぜひ配信サービスを活用して、自分なりの「怖い回ランキング」や「心に残る極悪犯」を見つけてみてください。
そして怖い事件のあとには、日常回や癒し回で心を休めるのも忘れずに。
【経歴】
大学で日本文学専攻
卒業後5年間、アニメ関連出版社で編集・校正を担当
2018年よりフリーランスとして独立、WebメディアでConan分析記事を執筆
【 専門分野 】
『名探偵コナン』シリーズ全エピソード分析
ロケ地聖地巡礼ガイド・ファン理論考察・伏線解説

